最終学歴が中学校卒業の方が働きながら看護師を目指すには、まず准看護学校にて2年間学び、准看護師の資格を取得する必要があります。

そして、准看護師資格取得後は、定時制の看護専門学校入学のための受験資格として3年間以上の実務経験を経ていきます。それから、看護専門学校に入学後は3年間学び、国家試験に合格して看護師になれるという流れとなります。

 

このように、看護師は中卒からでもなれる立派な資格なのですが、中卒者の場合は准看護学校~看護専門学校へ進学する際に実務経験を必要とすることが大きなデメリットなのです。

 

そこで、利用したいのが准看護学校と通信制高校とのWスクールもしくは高卒認定試験(旧:大検)の取得です。これらを利用することで、通信制高校の卒業は「高卒」、高卒認定試験の合格は「高卒と同等以上の学力がある者」とされるのでデメリットである実務経験の必要性をなくすことができるのです。

 

なお、通信制高校や高卒認定試験の予備校を探すためには、一括で資料請求ができる比較サイトの利用がおすすめです。

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通信制高校について

それでは、まずは通信制高校から解説していきます。

通信制高校は、高卒の学歴が取得できるためWスクールなどで学ぶのにはベストの方法です。

そして、通信制高校の大きなメリットはほとんどの学校が単位制であることです。全日制や定時制のように1年生~3年生といった学年がないため留年することもなく、卒業までに必要な単位を取得すれば「高卒」となることができます。

ただ、在学期間について最低3年間が必要となるので1年や2年で全ての単位を修得することは出来ません。そして、学習については、「課題に対するレポートの提出」「月に2回程度のスクーリング(面接授業)」「テスト」にて単位を取得していくような形となります。

このように、通信制高校は自分のペースやライフスタイルに合わせて学習を進めていくことができるので准看護学校との両立も可能なのです。

ただし、准看護学校と通信制高校とのWスクールを行う場合は学習が忙しくなりますので「働きながら」というのは難しいと考えておいた方が無難です。

また、通信制高校についてもう1つ紹介してきたい大きなメリットは返済不要である「高等学校等就学支援金制度」が利用できることです。

通信制高校はただでさえ全日制や定時制と比べても学費が安くなっています。それにも関わらずこの制度がさらに利用できるのは本当に魅力的なことです。ぜひこの制度を利用してなるべくお金をかけずに学べるようにしていきましょう。

ちなみに、通信制高校の場合の就学支援金は履修した単位数に応じた支給となっています。

返済不要の高等学校等就学支援金制度とは?

中卒者(高校中退者含む)には国による授業料支援として返済不要の「高等学校等就学支援金制度」というものがあります。

通信制高校や定時制である准看護学校の多くは、この制度の対象校となっています。条件はありますが、就学支援金を受けることが出来れば月に9,900円~24,750円(通信制高校の場合は一単位あたり4,812円~12,030円)もの授業料を国が支援してくれるので、授業料の負担がかなり少なくなりますのでぜひ活用して下さい。

詳しくは下記のページをご覧ください。
高等学校等就学支援金制度について

 

 

高卒認定試験について

つぎに、高卒認定試験について紹介していきます。

とにかく早く看護専門学校への受験資格を得るためにはベストな方法となります。

高卒認定試験は年に2回行われる「試験(マークシート方式)」に合格することで「高卒と同等以上の学力がある者」とみなされるものです。そのため、高卒でないと進学できないような大学や専門学校等への進学も可能となります。

ちなみに、関ジャニ∞のメンバーである横○君や大○君もこの試験を受けており、合格したことが以前ニュースでも取り上げられました。

高卒認定試験の合格者となるには6教科14科目のうち、8科目~10科目の合格または免除(高校等で単位を修得したり英検等を取得している場合)が必要となります。

6教科14科目は下記のとおりです。

 

教科 試験科目 科目数 要件
国語 国語 1 必須
地理歴史 世界史A、世界史B 1 2科目のいずれか1科目必修
日本史A、日本史B 4科目のうちいずれかを必修
地理A、地理B
公民 現代社会 1または2 「現代社会」の1科目または「倫理」「政治・経済」2科目のいずれかを必修
倫理
政治・経済
数学 数学 1 必須
理科 科学と人間生活 2または3 「科学と人間生活」1科目と、「物理基礎」「科学基礎」「生物基礎」「地学基礎」のうち1科目(合計2科目)を必修
もしくは、「物理基礎」「科学基礎」「生物基礎」「地学基礎」のうち3科目を必修
物理基礎
化学基礎
生物基礎
地学基礎
外国語 英語 1 必須

また、一日に勉強できる時間によっても異なりますが、合格レベルに達するまでには目安として6ヶ月~1年程度の勉強期間が必要となります。そして、この試験に確実に合格するための手段についてです。高卒認定試験については受験者の合格のためのサポートとしてさまざまなスクールや予備校等が対策講座等を実施している状況です。もちろん試験になりますので自分一人で出来る自信がある方は独学で挑むことだって可能となります。

独学でチャレンジする場合は過去問を中心に学習を進めることがおすすめです。とにかくお金がかからないのが最大のメリットではありますが科目数が多い高卒認定試験ではモチベーションを保つことが難しく、解説を読んでも理解できないような内容についてはかなりのストレスを感じます。それらを考えると相当な覚悟がないと途中であきらめてしまうことが考えられるので注意が必要でしょう。

高卒認定試験過去問題集

そういった点も踏まえて、おすすめしたいのが高卒認定試験の予備校を利用する方法です。

もちろん独学に比べるとお金がかかることは間違いありませんが、高卒認定試験について経験豊富な指導者のもと確立された学習方法により安心して学んでいけるため確実に合格に近づくことができます。

なお、高卒認定試験の予備校については下記の通信制高校比較サイトより探すことが出来ますのでぜひご利用下さい。

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まとめ

これまで述べてきたように、中卒の方でも通信制高校の利用や高卒認定試験の取得によって看護師になるまでの期間を短縮させることは充分可能です。

准看護学校卒業後、3年以上の実務経験を積んで看護専門学校に進学するのか、准看護学校と通信制高校のWスクール等で高卒の学歴を取得して早く看護専門学校に進学するのか、高卒認定試験に合格して早く看護専門学校に進学するのかと方法はさまざまです。

これらの中から、費用面や環境面を踏まえてどの方法が自分にとってベストなのかしっかりと考えて選ぶようにしていきましょう。