看護師の仕事は「大変そうだな」と思われたことはないでしょうか。医療従事者以外の方からだと夜勤もあるし、患者さんの急変などもあるからそういうイメージがあるのではないかと思います。

確かに、看護師の仕事は大変なことも多く楽な仕事ではありません。しかし、実際に働いている看護師は、仕事にやりがいを感じておりイキイキとしていることが多いのです。

このページでは、働いている看護師がどのようなやりがいや魅力を感じて看護師を続けているのかを紹介していきます。また、どういった気持ちを持っておけば、看護師として成長し続けることができるのかについても紹介していきます。

 

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看護師のやりがいや魅力について

看護師の仕事をしていると「忙しくてこのまま続けていけるだろうか」と思ってしまうこともあります。ただ、そんな時でも上司から褒めてもらったり、患者さんから優しい言葉をかけられると嬉しくて「もっと頑張ろう!」とやる気になっていきます。

実は、看護師の仕事はそんなことの積み重ねで続けていけるようなものなのです。では、そのように看護師が感じるやりがいや魅力について場面ごとに紹介していきます。

看護師のやりがいや魅力を感じるのはこんな時!

やりがいや魅力は以下のような場面で感じることがあります。

看護師としての責任を果たすことが出来た時

病棟の看護師は、患者さんのことを一番間近で見ていく存在となります。

もちろん、医師が朝の巡回や包帯の交換等で患者さんの診察にきますが、昼間は医師の検査や手術などがあるため、病棟に不在なことが多いです。

しかし、昼間に患者さんの状態が急変することもあります。それに、看護師としていち早く気がついて、医師に報告・対処することが出来たときや早めの報告で大事に至らなかったということがあると、看護師として責任を果たすことが出来たとやりがいを感じることができます。

患者さんの状態が軽快する姿が見えたとき

急性期(症状が急に現れる時期)の患者さんであれば、病状がどんどん良くなって元気になる姿を目にしていくことができます。「看護をした」という結果が見えるのでやりがいを感じることができます。

患者さんから感謝の言葉をかけられたとき

慢性期(病状が比較的安定している時期)の病棟では、患者さんの状態に劇的な変化があまりないので、看護をしていても「このやり方で間違っていないのか」「この人のためになっているのか」と疑問を持つことがあります。

しかし、認知症や感情の変化がない患者さんが、笑顔を見せてくれたり、「ありがとう」という言葉をかけてくれると「これでよかったんだ」と感じて嬉しくなります。そういった小さな変化を感じることが出来るのも看護師の魅力の一つです。

命の誕生に立ち会ったとき

看護師は臨終に立ち会うこともあるので、命のはかなさや無力さを感じることもあります。ただ、それが自分自身の振り返りをする大切な時間にもなります。

また、産科では命の誕生に携わることになります。命の誕生に立ち会うことが出来るのは看護師の醍醐味でもあります。こういう現場に立ち会えると「看護師として頑張っていこう」と勇気や感動を与えてもらうことができます。

同じ症例がないのでいつも刺激的なこと

患者さんの年齢層は、小さな子どもから高齢者まで幅広いです。そして、病気も多種多様となっています。また、患者さんの中には、一人でいくつも病気を持っている人もいます。このように、一人一人の生活習慣が異なるため、病名は共通していても同じ症例はないのです。

そのため、看護をする時はどの患者さんの症例も勉強になり、「看護は奥が深い」と日々刺激を感じながら続けていくことできます。

看護の専門性を活かしてキャリアアップできる

看護師には、「認定看護師」や「専門看護師」といった資格を取得するキャリアアップの方法があります。これらを取得すれば、病棟に勤務する看護師とは異なり、専門看護外来に就くことができます。

そして、患者さんの相談に乗って生活やケアの指導を行えるようになるので、さらにやりがいのある働き方ができるようになります。

 

以上のように、看護師をしていると厳しい現場だけに「患者さんとの関わりがやりがいにつながること」、また「看護の専門性が魅力的であること」がお分かりいただけると思います。

 

 

看護師として持つべき大切なことや心構えについて

看護師として必要なのは、看護の知識であることは当然なのですが、それ以前に一人一人の人間性が重要となります。患者さんやその家族、医師や他のスタッフなどとかかわる時には、コミュニケーションをとることが必須であり、回復に向けて取り組む使命感やサポートが大切です。

看護師として持つべき大切なこととは?


看護師として、大切な心がけをまとめると下記のようになります。

人間性を磨くこと

患者さんに身体的にも精神的にも問題があって困っている人がいれば、「自分は何をしてあげられるかな」という相手を思いやる気持ちを持つことが非常に大切です。

そして、「人としてどのようなかかわりができるかな」という人間性を日々磨いていくことも大切です。

チームの一員であるという気持ちを持つこと

看護師として働き始めると、知識があっても技術が伴わないことがあり、失敗をすることもあります。しかし、看護というのは一人で行っているわけではないのです。スタッフ一人一人の責任感はもちろん大切ですが、患者さんは「医療チーム」でみているのです。

そのため、何か問題があった時には、一人で悩まないで誰かに相談するなどの心掛けが非常に大切です。それは、自分の無力さを痛感するという辛い現実でもあります。しかし、そのような経験を積んでいくと次のステップアップにもつながるので、「今の自分の能力を知る」、「自分をしっかり分析する」ということが大切となってきます。

患者さんから学ばせてもらっているという考え方をもつこと

医療の現場で経験する症例や人間関係は全て看護師として成長する糧になります。難しい症例や患者さんを避けていては看護師として成長することはできません。

一人一人の患者さんからいろいろなことを学ばせてもらっているという考え方を持つことが非常に大切です。

初心を忘れないこと

仕事に慣れてくると、毎日の業務や看護がルーチン化されてしまいます。その状況になると、いつもの業務確認を怠ったりしてミスにつながることになりかねません。

患者さんに接するときも、日々注意して見ておかなければ小さな変化に気がつかないことがあります。そのため、一つ一つの業務や看護に対して「初心を忘れない」「確認を怠らない」という姿勢が大切です。

 

このように、看護師は豊かな人間性や責任感を持つことが大切となります。そして、初心を忘れないことです。これら意識しておけば、看護師として日々成長し続けることができると思います。

看護師のやりがいや魅力、看護師として大切なことのまとめ

看護師を単に仕事だからとこなしていると、辛いことを敏感に感じたり、自己肯定が出来ず仕事が楽しくないと感じてしまいます。

看護は、人間同士が触れ合う現場です。そのため、いろいろなケースがあり変化があるので終わりがありません。

看護師は、仕事から学ぶことが非常に多く、そこからやりがいを見つけることも少なくありません。

そして、日々やりがいを見つけていけば、辛いことも乗り越えることができて、「看護師という職業を選んでよかった」と思えて成長していくことができます。

いろいろな出会いや変化があるからこそ看護師は、本当に魅力的な仕事なのです。